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■ JavaScript - 基礎知識 - 反復型プログラム - 34.for文
for文はループ命令の一つです。
前判断型の制御文で、実行回数があらかじめわかっている時によく使用されます。
書式は、
for(ループ変数の初期状態; ループ継続条件; ループ変数の更新)
{ 実行命令; }
と記述します。
例えば「1から10までの数字を記述したい」場合。
for(i=1; i<11; i++)
{ document.write(i); }
と記述します。
これは変数iが1の状態からループをはじめ、iが11未満の間ループを繰り返す処理です。
まず最初にiが1である事を認識し、続いてiが11未満であるか判定します。
もし11未満であればdocument.write(i);の命令を実行します。
document.write(i);とは、文字を記述する命令文です。
処理が終わるとループ変数の更新を行います。
上の例ですと、i++ですからiがインクリメントされて2になります。
続いてまたiが11未満であるかを判定し、処理を行います。
同じ要領でずっとループを繰り返し、iが11になった時点で条件に当てはまらなくなるのでループを抜けます。
これがfor文の、基本的な一連の流れです。
ちなみに、もしループを使用せずに上記の処理を記述しようとすると、
document.write(1);
document.write(2);
document.write(3);
document.write(4);
document.write(5);
document.write(6);
document.write(7);
document.write(8);
document.write(9);
document.write(10);
と言うように、とても長いソースになってしまいます。
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