|
■ JavaScript - 基礎知識 - 反復型プログラム - 35.while文
while文はループ命令の一つです。
前判断型の制御文で、実行回数が何回になるのかわからない時によく使用されます。
書式は、
while(ループ継続条件)
{ 実行命令; }
と記述します。
例えば「1から10までの数字を記述したい」場合。
i=1;
while(i<11)
{ document.write(i);
i++; }
と記述します。
これは変数iが1の状態からループをはじめ、iが11未満の間ループを繰り返す処理です。
まず最初にiが11未満であるか判定します。
もし11未満であればdocument.write(i);の命令を実行します。
document.write(i);とは、文字を記述する命令文です。
処理が終わると変数iの更新を行います。
上の例ですと、i++ですからiがインクリメントされて2になります。
続いてまたiが11未満であるかを判定し、処理を行います。
同じ要領でずっとループを繰り返し、iが11になった時点で条件に当てはまらなくなるのでループを抜けます。
これがwhile文の、基本的な一連の流れです。
今回は処理を実行した後で変数iを更新していますが、処理の前に変数iを更新する事も可能です。
その時々によってどこで変数iを更新するのか、決定してください。
ちなみに、もしループを使用せずに上記の処理を記述しようとすると、
document.write(1);
document.write(2);
document.write(3);
document.write(4);
document.write(5);
document.write(6);
document.write(7);
document.write(8);
document.write(9);
document.write(10);
と言うように、とても長いソースになってしまいます。
|
|