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■ JavaScript - 基礎知識 - 反復型プログラム
   - 36.do〜while文

 do〜while文はループ命令の一つです。 後判断型の制御文で、実行回数が何回になるのかわからない時によく使用されます。

 書式は、

   do {実行命令; }
   while(実行条件);

 と記述します。

 例えば「1から10までの数字を記述したい」場合。

   i=1;
   do { document.write(i);
      i++; }
   while(i<11);

 と記述します。

 これは変数iが1の状態からループをはじめ、iが11未満の間ループを繰り返す処理です。
 まず最初にdocument.write(i);の命令を実行します。 document.write(i);とは、文字を記述する命令文です。

 処理が終わると変数iの更新を行います。 上の例ですと、i++ですからiがインクリメントされて2になります。
 続いてiが11未満であるかを判定し、条件を満たしている場合はループを継続します。
 同じ要領でずっとループを繰り返し、iが11になった時点で条件に当てはまらなくなるのでループを抜けます。

 これがdo〜while文の、基本的な一連の流れです。

 今回は処理を実行した後で変数iを更新していますが、処理の前に変数iを更新する事も可能です。 その時々によってどこで変数iを更新するのか、決定してください。

 ちなみに、もしループを使用せずに上記の処理を記述しようとすると、

   document.write(1);
   document.write(2);
   document.write(3);
   document.write(4);
   document.write(5);
   document.write(6);
   document.write(7);
   document.write(8);
   document.write(9);
   document.write(10);

 と言うように、とても長いソースになってしまいます。


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