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■ JavaScript - 基礎知識 - 反復型プログラム - 37.continue文
continue文は、ループの途中で次の繰り返し制御に移る命令です。
ループの途中である条件が満たされた場合、ループの処理を変更する役割を持っています。
ループから抜け出すのではなく、ループの先頭に戻る事に注意してください。
例えば「0から10までの偶数の和を、変数a求めたい」場合。
a=0;
for(i=0; i<11; i++)
{ if(i%2==1)continue;
a+=i; }
alert(a);
と記述します。
まず変数aを0で初期化します。
続いてforループを開始します。
最初に変数iを0で初期化します。
次にループの条件判定を行い、iが11未満ならばループを続行します。
さらにループ内でif文の条件分岐をして、iを2で割った余りが0以外の場合はcontinue命令が実行され、
ループの先頭に戻ります。
もしiを2で割った余りが0の場合は、a+=i;の処理が実行されて変数aに変数iの値が加算されます。
処理が終わってループの先頭に戻った時に、i++が実行されてiの値がインクリメントされます。
そのままループを続けて、iの値が10を超えた時点でループを抜けます。
最後にalert(a);で、最終的な結果を画面表示しています。
反復構造を理解できないと、continue文の扱いは難しいかと思います。
ですから、まずは反復構造をしっかり理解するよう実習を行ってください。
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