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JavaScript(1,601 Byte)

■ JavaScript - その他 - スクリプト作成手順
   - 「現在日付表示」スクリプト作成 - 第6段階 -

記述した構文をよく見ると、各行末にセミコロン(;)が記述してありますね。
一つの命令文の文末には、必ずセミコロンを記述して下さい。
これは決まり事です。

最近のブラウザが賢くなったせいか、セミコロンが抜けていてもエラーにならない場合があります。
しかし書き方としては間違っていますから、他の人が見た時にはエラーが出るかも知れません。
そんな事にならない為に、書き忘れないよう注意して下さい。


これで必要な値は取得できました。
ただし、まだ完全ではありません。
なぜなら現在月の値が入っている変数my_monには、「今月-1」の値が入っているからです。

JavaScriptでは月は0〜11の値で返ってきます。
2月ならば1が、3月ならば2の値が返ってくると言う訳です。

ですからそのまま表示させてしまうと、実際の月よりも1少なくなってしまいます。
正しく今月を表示する為に、月の値が入っている変数に+1してあげる必要がありますね。


また同じく曜日も不完全です。
getDay()は曜日が返ってくるメソッドです。
ただしJavaScriptは日本固有のものでは有りませんので、月曜日や火曜日と言った値では返って来ません。
曜日は0〜6の数値として返ってきます。

0が日曜日
1が月曜日
2が火曜日
3が水曜日
4が木曜日
5が金曜日
6が土曜日

ですから日本式の曜日を表示させるには、まず曜日が格納された配列を作成します。
次にgetDay()で現在の曜日を取得し、その値を作成しておいた配列の添え字として使います。
すると日本式の曜日を得る事が出来るようになります。


配列は「配列名=new Array();」で用意できます。
JavaScriptでは変数宣言は不要ですが、配列に関しては必ずあらかじめ配列宣言を行う必要があります。
名前の付け方は、関数名・変数名の付け方と同じです。

要素数の指定は、なくても構いません。
ですが必要な要素数を指定した方が、動作はちょっぴり速くなります。
あらかじめ必要な要素数がわかっている場合は、要素数を指定しておきましょう。

要素数の指定は、「配列名=new Array(必要な要素数);」で出来ます。
今回の場合ですと、日曜日から土曜日まで7個の要素が必要ですから「配列名=new Array(7);」になりますね。

また、配列の各要素に値を代入する書式は、「配列名[要素番号]=値;」の形になります。

実際に月の値の変更と、配列の準備・及び曜日データを取得すると、以下のようになります。
(配列名はyoubiです。)


ソースを保存する
(右クリック→「対象をファイルに保存」or「リンクを名前を付けて保存」して下さい。)

<html>
<head>

<script language="JavaScript">
<!--//

function my_func(){
hiduke =new Date();
my_year=hiduke.getFullYear();
my_mon =hiduke.getMonth();
my_date=hiduke.getDate();
my_day =hiduke.getDay();

my_mon=my_mon+1;

youbi=new Array(7)
youbi[0]="日曜日";
youbi[1]="月曜日";
youbi[2]="火曜日";
youbi[3]="水曜日";
youbi[4]="木曜日";
youbi[5]="金曜日";
youbi[6]="土曜日";

my_day=youbi[my_day];
}

//-->
</script>

</head>
<body>
</body>
</html>


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