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■ JavaScript - その他 - その他 - 3.無駄なJavaScript
前回、のっけからJavaScriptを使用する事を否定するような事を書きましたが。
しかしJavaScriptを使うのは嫌われる可能性があると思って取り組む方が、歯止めがかかってちょうど良いかも知れません。
で、今回は「どんな時に嫌われるか」を述べてみます。
基本的にDHTML再現できる機能は、かなり嫌われます。
例えば右クリック禁止、お気に入り登録ボタン、しつこいフェードイン・フェードアウト、マウスにくっついてくる画像、
画面上をうようよ動き回る画像……などなど。
設置する方は楽しいのでしょうが、
ユーザーの大半は「すごい」と感じるより「鬱陶しい」と感じる率が高い事が多いです。
しかし、これらのスクリプトは、そんな問題じゃないと思っています。
確かに鬱陶しくはあっても、JavaScriptを無効にすれば大半は消滅してくれるので大きな実害がありません。
それに個人サイトの場合は、特に自分の「箱庭」のようなものですから、
気に入るデザインにしたり、好きなお遊び要素を入れたって構わないんじゃないでしょうか。
気にくわないと言うのであれば、見なければ済む話です。
自分が気にくわないから変えろと言うのも、一方で横暴な話ですしね。
ユーザーに気に入られよう、アクセスを増やそうと、そればかり気にするあまり、独自色を無くしたり、
媚びてばかりでは、何のためにサイトを開設したのかわかりません。
ストレスを増やすために開設した訳ではない事は、確かでしょう。
ですから、こういったスクリプトを使う事は、そこまで問題にはならないと思います。
ただし、それにも限度があります。
例えば全てのページが、いちいちフェードイン・フェードアウトしてたり、
全てのページでメッセージが流れたり、全てのページでマウスに画像がくっついてきたり、
全てのページで音楽が流れたり。
また、フォームに文字が流れて、画面に時間が表示され、挨拶文が出てきて、マウスに画像がくっついてきて、
アラートが出てきて名前を入れてくれと強制してきて、フェードインしてフェードアウトして……と、
1ページにてんこ盛りなのも、胸焼けがしそうです。
ちょっとだけなら何とも思わなくても、くどい場合は嫌がられるかも知れません。
スイカに塩をかければおいしいけど、真っ白になるまでかけて食べる人はいないのと同じです。
ですから「1ページにスクリプトを詰めすぎない」、「あまり必要でないスクリプトを全てのページで使わない」を心がけていれば、
そんなに問題はないでしょう。
やはりJavaScriptを使う場合は、よくよく考えてからにした方がいいと思います。
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