Happy Hacking Keyboard
Happy Hacking Keyboard(Amazon)
Happy Hacking Keyboardとは、名前の通りキーボードです。
ただし、普通のキーボードとはちょっと違います。
いや、大きく違います。全く違います。一緒に出来ません。
まず非常にコンパクトで省スペースです。
なぜならテンキーがついていないからです。その分、大幅に大きさはカットされています。
Fキーもありません。Fキーは、fnキーを押しながら数字キーを押す事で機能します。
あるものだけを有効活用して無駄遣いしない、今の時代にピッタリの省エネです。
小さいので持ち運びも簡単です。ノートPCが入るカバンだったら入るでしょう。
マイキーボードを持ち歩けます。これで出先にHappy Hacking Keyboardがなくても心配無し!
そしてHappy Hacking Keyboardのキー配列は、少し特殊なーキー配列になっています。
キーボードのキーは、基本的に配列は同じですよね。
BackSpaceやDeleteのキー位置は変わっても、数字やアルファベット、記号は全て似たような位置です。
しかしHappy Hacking Keyboardは違います。記号の位置がかなり入れ替わっています。
例えば「:」と「;」は同じキーに配置、「”」と「’」は同じキーに配置されています。
このキーボードの忘れてはならない特徴、それが押し応えのあるキーです。
最近のキーボードは「ふにゃっ」とした押し心地のものが多いですよね。
ノートPCによくあるタイプの押し心地のキーボードが、デスクトップでも主流です。
私はあのキーボードはダメです。叩いている実感が湧きません。
もっと固いキータッチで押すとカタカタなってくれないと気持ちよくありません。
その点、Happy Hacking Keyboardは叩き甲斐があります。
叩いていてカタカタ音が良い刺激になってくれます。
(ただ、時々押しすぎて壊れそうになりますが……)
また、Happy Hacking Keyboardは非常に丈夫です。
なぜならHappy Hacking Keyboardは基盤の上に直接キーがあるのではなく、その間に一枚板を挟んでいます。
その為、ちょっとくらい水をこぼしても耐えてくれます。
下にまで水が浸透しないようになっているんですね。
ただ、その代わりにキーはかなり強力に取り付けてあるので、掃除する時にキーを取る際、
コツを飲み込むまでは悪戦苦闘するかも知れません。
私は毎回、掃除の度にコツを忘れるので試行錯誤しています。
が、そのデメリットもキーボードが長持ちするメリットに繋がってるんですから大したものじゃないでしょう。
そうしょっちゅうキーを全部取り外す事もないでしょう。
ここまで読むと、「何だか使いにくそう……」と思われるかも知れませんが、とんでもありません。
使いやすいです。ものすごく打ちやすいです。これ以上のキーボードは考えられません。
私はこのキーボードがないともうタイピング不可能です。必需品です。
慣れてしまうと本当に手放せなくなりますね。とにかく、これに限ります。
プログラミングには非常に適しているキーボードです。
ちなみに、日本語配列のキーボードもありますが、私が使っているのは英語配列です。
日本語配列の場合は、半角全角キーや変換キーが付属している為にスペースキーが非常に狭くなっています。
これが駄目です。スペースキーどんと大きいのが好きなので、英語配列を使っています。
しかし、英語配列だからと言って不便さはありません。
日本語を打つ事も出来ますし、変換も出来ますし、半角全角切り替えもスムーズですし、この辺は好みでしょうね。
矢印キーが付いているタイプもありますが、矢印キーがついていてもほとんど使わないのでなくても構わないと思います。
私が使っているモデルには矢印キーが付いていますが、使った事がありません。
カーソルを移動させたいと思った時にはFn+;やFn+’で移動です。
なぜだかわかりませんが、そちらの方がずっと早くスムーズに動けます。
現在のHappy Hacking Keyboardの基本ラインナップは3種類ありまして、
Happy Hacking Keyboard Professional、
Happy Hacking Keyboard、
Happy Hacking Keyboard Lite2
(白色)
の3つがあります。
このうちLite2が最も入手しやすいですね。6000円くらいで手に入ります。
逆にProfessionalはかなり思い切らないと難しいのではないでしょうか。
2万を超しています。2万越えです。キーボードーが2万。
しかし、触った事がある体験者の話では、ものすごーく打ちやすいそうです……。
いいですね、2万、じゃなくてProfessional。
HHK好きな人なら、その価値はあるのかも知れません。
また、限定品で売り出したら1日経たない内にあっという間に完売してしまい、
手に入れられなかった人の為に追加販売したら今度は在庫が残っていると言う無刻印モデルがあります。
これは「無刻印」の名前が示すとおり、何も刻印されていません。
キーボードのキーに本来あるべきはずの「A」やら「Esc」やら「Enter」やら、全ての文字が刻印されていません。
何も記入されていないキーボードです。
これを販売したら売り切れて、しかもしかも手に入れた人は満足して使っていると言うのだから世の中って広いですね。
だって何も書いてないんですよ?どこに何があるか忘れてしまったらどうするんでしょう。
いやいや、きっと無刻印モデルを使う人には、キーは一を忘れると言う事はあり得ないんでしょうね。
褒めに褒めてきましたが、Happy Hacking Keyboardはプログラミングしない人には使いにくいキーボードかも知れません。
真価を発揮するのはプログラミングする時ですから、その用途で使わない方には不要でしょう。
でも私には必要です。
すでに普通のキーボードの配列を忘れ、Happy Hacking Keyboardで慣れてしまいました。
普通のキーボードでの入力は自信がありません……。
そんな訳で、壊れるまで使い続け、壊れたら当然2代目Happy Hacking Keyboardです。
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