思案。様子伺い。探る。警戒。待機。確認。
必要以上に警戒心を持つ。苛立たしい。待ちきれない。不安と焦燥。
7、8のカードでは積極性や前に進む行動力が必要とされました。
このカードにはそう言った能動性がありません。
しかし、だからと言って前に進めない訳でもありません。
前に進む道は存在します。未来への可能性があります。
けれど、そこに踏み出せないでいます。
行動を起こしたい気持ちはむろんあります。
ですが、この先に何があるのか、危険はないのか、
その見極めがつかない為に慎重になっているカードです。
慎重になると言う事は、これまでの経験を生かしていると言う事です。
失敗したり成功したり、遠回りをしたり近道をしたり、
そう言ったこれまでの経験則を生かし、無謀な行動を控えています。
ですから一番良い時期は何時か、行動を起こすべきタイミングはまだか、
期を見ているカードといえるでしょう。
しかし、時と場合によっては上手くこれまでの経験を生かせずに、
何が安全で何が危険か判断できず、マゴマゴしているだけになってしまう可能性もあります。
そんな場合は、みすみすチャンスを逃してしまうのかも知れません。
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