次に、スートの違いがあります。
ウェイト版では、ワンド、カップ、ソード、ペンタクルですが、
トートでは、ワンド、カップ、ソード、ディスクになっています。
トートでのペンタクルは、円盤として描かれています。
ペンタクルとディスクと名前が違いますが、意味合いは似たようなものです。
ウェイト版ではワンドは火、カップは水、ソードは風、ペンタクルは地に当てはめられていますが、
トートでもワンドは火、カップは水、ソードは風、ディスクは地に当てはめられています。
ただし、似たようなものと言っても四大元素の当てはめ方が同じだけです。
トートは独自の解釈を行っているデッキですから、ウェイト版の解釈をそのまま適用させるのは少し難があります。
トートでは、コートカードもウェイト版と異なります。
ウェイト版では、キング、クイーン、ナイト、ペイジの組み合わせですが、
トートではナイト、クイーン、プリンス、プリンセスの組み合わせになっています。
また、ナイトは火に、クイーンは水に、プリンスは風に、プリンセスは地に当てはめられています。
ですからスートの四大元素対応も考慮すると、以下の組み合わせが考えられます。
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ナイト |
クイーン |
プリンス |
プリンセス |
ワンド |
火の火 |
火の水 |
火の風 |
火の地 |
カップ |
水の火 |
水の水 |
水の風 |
水の地 |
ソード |
風の火 |
風の水 |
風の風 |
風の地 |
ディスク |
地の火 |
地の水 |
地の風 |
地の地 |
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