占法によって使用する枚数が多いものと少ないものがあります。
しかし枚数が多いからと言って優れた占いと言う事ではありません。
少ない枚数でも立派に占えます。
占う事柄に最も適した占法を選ぶのが良いでしょう。
ハッキリした答えが欲しい場合は、YesNoスプレッドか変則ワンオラクルが良いでしょう。
YesNoスプレッドは、結果がズバリ現れます。
変則ワンオラクルでは、「正位置ならYes」「良さそうなカードなら、いい結果」などと
あらかじめルールを決めておきます。
そうすればリーディングで悩まずに済みます。
ギリシア十字法は、一番お勧めですね。
枚数が5枚と多くもなく少なくもないので、一番手頃です。
簡単な問題にも複雑な問題にも対応できるオールマイティーな占法です。
ヘキサグラムもお勧めですね。
カードが7枚と少し多めですが、その分詳細に読みとる事が出来ます。
ギリシア十字法で慣れてきたら、挑戦してみると良いでしょう。
ある問題について詳細な動向が知りたい場合は、ケルト十字法が良いです。
10枚と多めの枚数を展開しますが、その分多角的に問題を眺める事が出来ます。
一番バランスが取れて手応えのあるスプレッドと言えるでしょう。
二者択一法は、選択肢が二つある場合に使用します。
気になる人が二人いるけれど、どちらの人と相性がよいのか。
転職したいけれど転職した方が良いか、転職しない方が良いか。
そう言った問題を占います。
ワンオラクル、スリーカード、ピラミッドは初心者の方にはお勧めしません。
枚数が少ないと簡単に占えると思いがちですが、少ない分難しいと言えます。
特にワンオラクルは1枚で全てを読まなくてはいけません。
例えば恋愛を占って愚者が出た場合。
貴方はどう読み解きますか?
この愚者は自分を表しているのでしょうか。それとも好きな人を表しているのでしょうか。
まだ見ぬ出会い人なのか、恋愛の現状なのか、恋の行方なのか。
それらを1枚のカードから判断する必要があります。
これは慣れていないと難しいですね。
ですから初めてでもギリシア十字などのスプレッドの方が解読しやすいでしょう。
スリーカードやピラミッドは、複数枚展開するのでワンオラクルよりはわかりやすいです。
けれどバランスから考えると、ギリシア十字やヘキサグラムの方が良いでしょうね。
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