タロット占いでは、同じ事を繰り返し占うのはタブーとされています。
でもこれは、何となく言い訳のようにも思えませんか?
タロットはその時によって出るカードが変わります。
穿った見方をすれば、何度も占う事をタブー視する事により、
結果が異なる事例を回避しようとしているようにも見えます。
だから私は、何度も占う行為は否定しません。
ただしタロットに慣れていない方には、お勧めしません。
違う結果を示唆しているような展開が現れた時に、
慣れていない方は混乱する恐れがあるからです。
また、「自分が望む答えが出るまで占う」というのは、尚のことお勧めできませんね。
それは欲しいカードが出るまでカードをめくるカード当てゲームであって、占いではありません。
何より、気持ちにも悪影響があります。
例えば「悪い結果が出たからもう一度占おう」と占った場合。
良い結果が出れば納得するでしょうか?
「さっきは悪かったし……もう一度」と、次の占いに走ってしまいませんか?
タロットが出した答えを吟味しないのならば、どれだけ占っても意味のない事です。
占えば占うほど答えはわからなくなり、悩みはますます深くなっていくでしょう。
何度も同じ事を占う場合は、角度を変えて占いましょう。
「この恋はうまくいくか?」
「どうすればうまくいくのか?」
「望みはないのか?」
と角度を変えれば、答えもまた違ってくるでしょう。
繰り返し占う場合は、一回一回の展開をよく咀嚼して受け入れて下さいね。
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